心不全は「心機能の低下に伴って血液循環の恒常性が維持できなくなった状態」
として定義される臨床症候群です。心不全の基礎疾患はさまざまで、心不全の発症
やその進展のメカニズムも基礎疾患によって異なる部分があるものの、これまでは
心筋細胞死による機能的な心筋細胞の喪失と、心筋カルシウム調節異常による
心筋細胞の収縮不全がその主要な病態と考えられていました。最近これらの病態に
くわえて、心筋細胞肥大にともなう相対的な心筋の虚血が心不全を引き起こす
原因の一つであることが明らかになってきました。


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