がん化学療法が他の疾患の薬物療法と大きく異なる点は、レジメン単位で実施される点
である。




抗がん剤の投与量は、適用するレジメンにより決まる。がん種やレジメンにより、
抗がん剤の投与量や投与スケジュールは大きく異なる。たとえば、乳がん患者に対して、


パクリタキセル230mgという投与量は、平均的な日本人の体格で3週間に1回投与するレジ
メンでは標準的な用量であり問題ないが、1週間に1回投与するレジメンであれば明らか
に過量である。





また、多くのレジメンでは、抗がん剤は連日投与でなく間欠的投与であり、
投与日だけでなく、投与しない時間を管理することが重要である。Day1にシスプラチン80mg
/u投与、3週間休薬するところ、誤って3日間連続投与というアクシデント事例などは、
レジメンによる処方監査がされていないために起こる事例である。 



  このように、抗がん剤の投与量が正しいか否かは、1枚の処方箋だけをいくら眺めてい
てもわからない。抗がん剤の投与量は、適用レジメン、患者の体表面積、前回投与日など
の情報があって初めて判断できる。



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