キトサンは80年代後半から販売され始め、その後90年代前半にブームを経験後、低迷期が続きましたが、ダイエット食品として再度注目が集まり現在に至っています。






注目すべき本来の機能性は、免疫活性や吸着機能といった生体防御機能、生理活性機能です。

以前は高分子のキトサンしか流通していなかったのですが、近年になり水溶性キトサンや低分子キトサンという種類のキトサンが流通し始め、分子レベルでのキトサンの働きが注目されています。





代替療法(補完療法)とは、現代の西洋医学以外の療法(健康回復・増進)の総称です。具体的には、健康食品、漢方、気功、針きゅう、カイロプラクティック、ハーブ、免疫療法、心理療法、催眠療法など様々な療法があります。

これらの代替療法(補完療法)は年々人々の生活に浸透し利用者も増加していますが、科学的根拠が乏しいという理由から、いまだに多くの医師や専門家は否定的な見解を示しています。そのため多くの利用者がいるにも関わらず、医師から適切なアドバイスを受けられないことが多く、患者は自分自身の判断に頼らざるを得ないのが現状です





西洋医学において一般的ながん治療といえば「手術」「化学療法」「放射線療法」のいわゆる三大療法ですが、これらの治療には、免疫力の低下や副作用の影響などの問題もあり患者の不安も大きいのです。このような現状から、免疫を向上させるといった代替療法(補完療法)を利用するがん患者が増加しています。

平成14年、厚生労働省の研究班が全国のがん患者約3000人を対象にした調査では、40%以上のがん患者が代替療法(補完療法)を利用していることがわかったそうです。また、利用している代替療法(補完療法)の種類は、健康食品が約90%と圧倒的に多かったとのことです。




がん患者が利用する代替療法(補完療法)として圧倒的に多いのが健康食品です。具体的な種類としてアガリクス、プロポリス、AHCC、キトサンなどが有名ですが、他にも様々な種類のものが利用されています。これら健康食品に共通しているキーワードが「免疫強化」です。真価の程は分りませんが、ほとんどの健康食品が自然治癒力や自己回復力を覚醒させ、免疫力を強化することを目的としているようです




一方のキトサンはというと健康食品だけに利用される訳ではなく、工業、農業、環境、医療などの多岐に渡る分野で利用される機能性素材ですが、食品分野に絞って考察してみると、免疫力向上の他に、代謝促進、血糖上昇抑制 、コレステロール吸収抑制と調整、尿酸代謝調節、血液浄化・・・等々とその作用は非常に幅広く、他の健康食品素材とは明らかに違いがあります。